面白い形態の絵画展が現在山形市の芸文会館で開催されている。この展覧会は、山形県美術連盟会員の作品の中から、元年度に全国規模の公募展に入選した作品を73点を展示している。質的にもそれなりに見応えがある。期間は3月18日〜5月10日。この展覧会が出品者にとっては大変ありがたい。主催は芸文協と県美連であるが、主催者が展示作品を規定〈中央展に入選以上した県美連会員の作品〉に沿って選定。作品の集荷・展示・返却まで全てやっていただける。梱包も必要ない。出品料も無い。ほぼ事務局と関係者のボランティアという感じだ。賞は選定しないというのもいい。これをやると情実でグダグダになる。県美連会員以外は出品できないということであるが、県展には出品しなくとも、4千円だったと思うが県美連会費を納めればOKである。鑑賞する側にとってもいいと思う。それぞれ主義主張の異なる団体の画肌も大きさも異なる作品を一堂に鑑賞することができる。入場料も無料である。だだ、事務局の献身的な作業が継続できなくなればいつ打ち切りとなっても不思議ではない。長く続けていただければありがたいが!!